4月20日(金)熊本国税局主催の、平成24年酒類鑑評会の表彰式が行われました。
この鑑評会では、国税局の方と熊本国税局管内(大分・熊本・鹿児島・宮崎)各県の蔵元の人々が鑑定官となり、管内メーカー各社の清酒と焼酎出品酒のブラインドでの審査を行い、香味の優れたものに優等賞を授与を行います。
弊社での出品酒は、例年と同じく清酒部門『龍梅 大吟醸』・焼酎部門『ふしぎ屋』を出品して、その両製品共に『優等賞』を獲得することが出来ました。
しかも、清酒『龍梅』では、出品ボトル6本すべてが優等賞とされ、最優秀である代表表彰という栄誉にあずかりました。
ちなみに、熊本管内の出品数/優等受賞数は
清酒115点/20点
本格焼酎は544点/160点です。特に清酒部門は狭き門です。
当鑑評会では、清酒6本・焼酎3本を出品して、その内1つでも優等を認定されると優等賞となる仕組みです。人間の審査で、しかもアルコールなので、どうしてもブレがある為だと思われます。下の図をクリックで見ていただくと判りますが、6本全て入賞というのは、熊本国税局の鑑評会では、かなり珍しい出来事の様です。
こういった表彰は、あまり大きくメディアに取り上げられることもないので、一般の方のお目に触れることも無いとは思いますが、業界間での技術の研鑽という意味では、非常に重要な意味と価値があります。また、普段クローズアップされることの無い杜氏以下の技術者にとっても、『冥利に尽きる』という醍醐味があります。
この日は、弊社自慢の両杜氏の背中がいつもより大きく見えました。
次は全国金賞です!来月の発表が待ち遠しい日々です。